ズキューン!
僕の中で革命が起こっていた。
「そうか!そうだったのか・・・・」
20年前、僕はある人の家で衝撃的な体験をしました。
底辺×高さ÷2
呪文のように暗記した「公式」という名のルールの意味を理解した。
これは恩師の初授業での話です。
当時の僕は数学が大の苦手。
最低得点は3点というありさま。
「何をしたらそんな得点が取れるのか?」と今では思えるけど、当時、僕は自分の能力をここまで抑え込んでいたのです。
でも、底辺×高さ÷2の本当の意味を理解したことがその後の僕の学校生活を激変させました。
その後、僕は自らやりたくて数学の勉強を始めます。
小学1年生から中学3年生までの教科書を物置から出して、取り憑かれたかのように読み漁りました。
底辺×高さ÷2を丸暗記してた当時の僕はその意味を知ることですべてが変わりました。
何が起こったのか?
もう、それは書ききれないほどあります。
ただ、大きかったのは
今までのやり方、モノの捉え方、世界観が変化した
ということです。
つまり、うまくいってない、ということは何かがおかしい、ということなのです。
やり方がおかしいのかもしれない。
考え方がおかしいのかもしれない。
なにかに気づいてないのかもしれない。
なにかわからないけど、とにかく何かがおかしいのです。
でも、この「おかしさ」が解消されると今までコンプレックスの塊だったものでも途端に得意になります。
この「おかしさ」が解消されると今まで嫌いだったものでも途端に大好きになります。
この「おかしさ」が解消されると今まで「みんな出来ないよねー」と思っていたことが途端に「みんな出来るようになるよ」に変わります。
ギターも全く同じなのです。
うまくいかない
うまく出来ない
うまく弾けない
それは何かがおかしいのです。
でも、その「おかしさ」を変化させるととたんにギターはあなたにとって意味合いが変わります。
僕にとっての数学のように。
このパワフルさを経験してもらいたくて、僕はギター教えているんです。
ギターは僕にとって得意技だから。
ギターは僕にとって身体の一部みたいなものだから。
ギターは僕にとって人の人生を変えうるものだから。
だから、ギター弾きましょう。
音楽やろうね。