先日の話。
朝、教室に来て、いつもどおりのルーチンをこなしました。
それが終わってPCに電源をポチッとすると、ディスプレイにある文言が・・・・
「ネットワークに接続されていません」
何のことかよくわからんのでそのままPCで仕事をしようとすると・・・
ネットにつながらん・・・
「おいおいおい、後一時間後に生徒来るんやぞ、どーすんねん」
とぶつぶついいながら、iphoneで対策を検索。
再起動、モデムとルーターの再起動。
これで大体直るらしいのだから、直らない・・・・
「やばくね?」
と思いながら、PCの設定をいじってみると・・・・
直った。
この時の安堵感は半端なかったです。
ネットってありがたいなぁ。
と。
こんな風にして、僕達は失ったり、失いそうになって初めて、そのありがたさを実感したりするものです。
その意味で、不幸や不運というのは価値があるのです。
これ、実はギターも同じ。
そもそも、楽器を弾けるという事の裏には様々な条件が必要です。
楽器を弾いてみたいという思いや衝動
身体が満足に動く状態
音を聞き取れる耳
楽器を手に出来る経済的余裕
趣味に時間を使える余裕
安全な住環境
天変地異等で生活を脅かさない地球環境
他にも細かいことを言い出すと色々あるけど、こういう条件が整わないと楽器は弾けないのです。
だから、音を出せる、ということに喜ぶことはとても重要な視点です。
なのにも関わらず、それを当たり前として不足ばかりにとらわれると、そのありがたさを思い知ることになります。
インターネットがつながらなかった僕の様に。
逆に喜べる人は喜んで行為を積み重ねることになります。
結果、
演奏が上手になったり
発表の場が与えられたり
作品を作れる様になったり
するわけです。
もちろん、その背景には脳の活性化的な話もあるでしょう。
参考
だから、今、あなたがやっているギターを弾く、ということは、それだけですごいことなのです。
様々な条件が揃って無いと成立しないことなのです。
だから、喜ぼう。
とにかく、ありがたく経験しよう。
それが新たな展開を呼ぶのです。
あなたのインターネットがつながらなくなる前に。