先の記事でとりあげた、Tさん。
高校の先生で、かつ軽音部の顧問をされています。
つまり、教育のプロ。
僕もこのTさんからいろんなことを教わっています。
Tさんに引用許可をいただくためのメールを送ったらこんな返事が届きました。
奥田先生お世話になります。先生の生徒として、私の経験がお役に立つようでしたら、ご遠慮なくお使いくださいませ。その生徒は、決して器用ではないので、ただ愚直に、信じて取り組んでくれたんですね。素直が一番。まず、だまされたと思ってやってみ!これが入る子は、どんなことでも伸びますね。私が何かをしたとかいうことはありませんので、まさに、時間を掛けてやっていたら弾けるようになっていた、どうせ弾ける、の典型ですね。では、よろしくお願いします。※ここで話されている「生徒」というのはこの記事に出てくる軽音部の女の子です。↓
この太字にした部分がホント、激しくうなずける部分。
素直。
これ、ホント重要です。
これ、講師ではどうにもならないところ。
ほんと生徒さん次第な部分。
特に僕のレッスンは一般的に考えると非常識だから素直な方は激伸びするし、そうじゃない方は何の変化も起こらないので非常にわかりやすいです笑
もちろん、素直じゃないからダメだ、とか思っているわけではありません。
それは相手が選ぶ選択だから。
なので、そこに関しては干渉しません。
ただ、一ついえるのは
非常識な経験をしたいなら
非常識なことをやる必要がある
ということです。
そして、人間の枠なんて非常識なことをやらないと広がらないから、非常識なことをやる勇気がない人は枠を広げることを望まない方が賢明です。
そう、
素直というのは勇気のいること
なのです。
騙されても良い勇気
何も得られず、対価だけ支払う勇気
損を被る勇気
要は居心地の悪い状況を経験する必要があるのです。
これが楽しくやる、と選択した時に差し出す対価でもあります。
でも、自分をちゃんと信じられれば信じられるほどに損を被る感覚は弱い。
つまり、非常識なことを信じる勇気が出ない人は自分のことを信じてない。
騙されても大丈夫と思えない
何も得られず、対価だけ支払うことになっても大丈夫と思えない
損をしても大丈夫と思えない
そんな人だということです。
これ、最近しきりに強調している「心の前提」です。
心の前提を変えるには、勇気を出すのが一つです。
だから、チキンでも大丈夫。
勇気がない場合はチキンであることを認めることからスタートしよう。
勇気が出せる場合は自分の勇気を讃えよう。
TさんやTさんの教え子の彼女は勇者です。
だから、ちゃんと然るべき体験が出来る。
さぁ、次はあなたの番。
まずはチキンを認めよう。
まずは勇気を出そう。
非常識を受け入れるのだー。
追記
ちなみに、僕もチキンだからね。
だから、あなたがチキンでも大丈V