昨日、この記事で紹介した生徒さんのレッスンをしました。

大変身した理由

 

この彼は、9/7にライブ、という期限をもっていました。

 

この彼は先の記事の後、レッスンを重ね、ライブ前の最終レッスンが昨日だったわけです。

 

 

結果は、なんとか1曲弾き通すことが出来る状態だと思っていました。

 

実際、バンドで演奏している音源も聞かせてもらったのですが、「ギリギリ間に合った感」がありました。

 

まぁ、ズブズブの素人状態から約2ヶ月でここまで来たら十分だろうと思っていました。

 

 

 

最終調整も終わらせて、最後時間が余ったので、通しで弾いてもらうことにしたんです。

 

そしたら・・・・

彼は僕の想定以上に成長している事に気付かされました。

 

 

バンドで演奏するよりも、一人で演奏したほうがクオリティが高いのです。

 

 

これは実はものすごいことです。

 

普通はドラムやベースに合わせてギターを弾くのが一般的。

 

 

もちろん、これはこれで良いですが、僕のレッスンではこの状態を良しとはしません。

 

なぜなら、この状態ではドラムやベースが調子を崩すと自分も調子を崩すことになるからです。

 

だから、僕は一人で弾いてもちゃんと音楽を感じることが出来るプレイを生徒さんに指導します。

 

 

 

そして、そこにはちゃんとステップがあるのです。

 

そのステップは大きく分けて4段階あるのですが、彼はその1段階しかクリアしていないと思っいたのです。

※もちろん、1段階でもライブ出来るくらいにはなります。

 

ところが、彼は僕の知らないうちにかなりゴールに近い段階にいたのです。

 

 

 

これは改めて勉強になりました。

 

 

僕の好きな言葉に

先生を育成するのは生徒

という言葉があるのですが、彼は無言で僕に気づきをくれました。

 

 

これやからレッスンは良いものです。

 

自分の考えがいつも固定することがありません。

 

必ず変化が強制的にやってくるのです。

 

 

 

こうやって、生徒さんとともに、方法、視点、考えを新たにしていくのです。

 

今回の経験もまた、分析して新しいことがわかったらシェアしようと思います。

 

 

この生徒さんに感謝です。

ありがとう。