さっきレッスンした生徒さんが始まるときに開口一発

「前回の曲、家でやってみたら難しかったから変えてもいいですか?」

と。

 

 

よしよしよし!

ちゃんとわかってきましたねー(^^)

おじさんは嬉しかったですよぉ♪

 

 

この生徒さんは小学生。

こんな幼いときからこのマインドが出来上がっていることは非常に価値があります。

 

僕たちの世界は学生のときはなぜか答えが一つという世界観を教育されます。

でも、大人になると答えは一つではない、ということに気づく。

こんなことになっています。

 

子供のときは

ちゃんと最後までやりなさい。
中途半端はダメです。
人様に迷惑かけちゃいけません。
ちゃんと練習(勉強)しなさい。
好きなことはやるべきことをやったあと。

みたいな教育を受けるけど

 

大人になると・・・

これらを信じるとすごく苦しくなる。

そして、一生懸命やっているのにうまくいかない。

ということを学びます。

 

僕はここの是非を問いたいわけではないからここは各々考えたらいいことだけど、音楽においては先の教育と反対をやるとうまくいくのです。

だから、僕は幼い生徒さんには特にここを伝えます。

幼い生徒さんの場合は大体親御さんが同伴されるから、親御さんにもここを伝えます。

 

それがちゃんとインストールされると先の

「前回の曲、家でやってみたら難しかったから変えてもいいですか?」

というコメントになるのです。

 

これ、「前やった曲は中途半端だけど楽しくなくなったから違う曲したい」と言っているわけです。

これが言える事が素晴らしい。

 

ビバ、中途半端。
ビバ、弾けない。
ビバ、挫折。

 

これでいいんです。

 

なぜなら・・・・

 

どーせ弾けるから

 

彼はいずれそれがわかるでしょう。

それがわかるようになるスタートをきってるからね。

 

あぁ~~~、楽しみ!

どんな展開になるんだろうねぇ。

待ち遠しいです。