練習時間を確保したいけど出来ない・・・・
ギター教えているとこの質問、かなりされます。
うちの生徒さんにも同じような方がいます。月の半分は海外出張になっているからギターの練習が出来ない、という方。まぁ、これはかなり特殊な状況だから僕も一般的な答えはしないのですが、普通はここまで特殊ではありません。
でも、共通して「時間がない」というわけです。でも、実は、時間がないと言う人の共通点ってあるんです。何だと思いますか?
それは・・・・
ギターや音楽に使う時間を他のことの後に確保しようとしている、というもの。
これは趣味的なカテゴリーに属しているものだからそうなるわけですが、これを言っていると時間の確保は難しい。でも、非常に常識的だからここに問題があるとは感じないし、趣味的なものを後回しにしないとなんだか罪悪感を感じる人もいるほどです。
でも、この言葉を見てください。
「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」
「仕事に遅刻してくるやつは許せるが、遊びに遅れてくるやつは許せない」
「仕事よりも趣味の方が絶対に楽しいはずで、楽しい趣味に真剣になれない人が楽しくない仕事に真剣になれるはずがない」
これ、タモリの名言です。
僕はこれ見た時に考えさせられました。僕も、趣味や遊びは後回しにする生き方してたから。
でも、それっておかしいな、と思ったのです。「何のために生きてるんだ?」と思ったからです。
僕たちは仕事のために生きているわけではありません。家族と楽しい時間を過ごしたり、自分の楽しみを追求したり、誰かの助けになりたかったり、そういうことのために生きているのだと思うのです。
でも、つい、目の前の現実を大事にします。よくあるのは家族のために、生きるために仕事をしなければいけない、と思いすぎることです。
もちろん、仕事はしないといけません。でも、それだけしか考えてなかったら仕事なくなった瞬間に燃え尽きるわけです。つまり、仕事は必要。でも、それだけで生きるとそれはそれで問題があるわけです。できれば、楽しみながら仕事も出来たら問題ないわけです。教室に来る人はそのバランスを取ろうとしている人もいるほどですから。
でも、肝心のバランスのとり方がわからない。だから、問題が解決されないわけですよね。
でも、これ、簡単。どうやるかというと・・・
先に楽しみの時間を確保して、その後、仕事ややらなければいけないことの時間を確保する。
これが出来たら良いのです。これを、いうと「そんなことしたら仕事が無茶苦茶になる」とか言われますが、やってみたらわかります。無茶苦茶にはなりません。むしろ仕事の生産性は高まります。
僕はこれに気づいてから家族の予定を優先しています。そうすると、残りの時間で仕事をなんとかしようとするわけです。結果的に自然と生産性が高まるのです。タイムリミットが自然と出来るからメリハリが付くのです。
もし、ギターとか音楽の時間を取りたいけど取れない場合は、このアイデアが実践できないか考えてみてください。