レッスンをしていた時のこと。
生徒さんがこんなことを言われました。
「フレーズの仕組みとか理屈を知るのって結構好きですね。
これが分かれば自信を持って弾けるというか・・・」
確かに一理あるご意見です。
現にこういうことは起こるから、僕は理屈を学ぶのは全く反対ではありません。
ただ、理屈が独り歩きし始めると危険だからあまり理屈を学ぶことを公に推奨しないだけ。
この生徒さん、ちょっとモチベーションがかつてより下がってきたタイミングでした。
そして、理屈からのアプローチが機能するケースもたくさんある。
そして、僕の直感がGOと言っていることもあってフレーズの仕組みや理屈をテーマにレッスンをしたのですが・・・・
めっちゃテンション上がってる・・・・
やっぱり生徒さんが求めることというのはサインであることが多いです。
そして、直感というのは当てになるものでもあります。
ただ、このサインや直感というのは実はよろしくないケースであることもあるんです。
例えば、本屋さんとかでギターの本の前に立ったときに中身確認する前から
「今、エクササイズをやったらきっとあんなフレーズも、こんなフレーズも弾けて・・・・」
みたいに思うことがある。
確かに論理的な判断では無いから直感的ですが、これはよろしくない事が多いサインです。
※みんながみんなそうではない
直感に従ったのに全然上手くもならないし、面白くもない。
という結果になったりします。
それでも自分が選んだから何かと正当化して続ける、なんてケースもあったり。
まぁ、長い目で見たらそれはそれで必要なプロセスだったりするから結果OKになったりもしますが、時間と労力を無駄遣いすることになったりすることはあるわけです。
直感は正しいこともあるのですが、絶対ということではない。
これは絶対に知っといたほうが良いと思うことの一つです。
この直感が機能するかどうかを判断しやすくする方法はあるのですが、それはまた別の話。
気が向いたら書くことにします。