先日レッスンでこんなアドバイスをしました。

 

手元見ないで

するといきなり弾く内容が良くなりました。

 

これ、技術の話でも魔法でもなんでもありません。

ちゃんとここにはタネ明かしがあります。

 

 

まず、この生徒さん。

そもそも弾ける人なんです。

 

でも、いかんせん、自分の事は信じてないのです。

そりゃそうですよね。

そうじゃないと教室には来ませんから。

 

なんせ、そもそも弾ける。

正確に言うと「弾く(潜在)能力はある」。

 

ただ、自分はスムーズに弾ける人なんだ、と思えてないだけ。

つまり、彼は言い方を変えると

どーせ、俺は大して弾けない人間だ。

と思っているのに近い、ということです。

 

だから、とにかくうまくなることを考える。

うまくなること考えるから自分よりうまい人ばかり見つけては自分と比較する。

そして、より大して弾けない人間だ、という設定を強固に信じるわけです。

 

なので、彼は弾くときに妙なクセを持っていました。

 

それが手元のガン見。

フレーズごとに心配な方に視線が行く。

フィンガリングがややこしかったら左手をガン見。

ピッキングがややこしかったら右手をガン見。

といった具合です。

 

ギターが弾けるようになるプロセスの中にこの段階はあるからこれが起こって然るべき人もいます。

でも、彼の場合は違います。

明らかに弾く能力があるのにこれをするのはふさわしくない前提が隠れていると思ったわけです。

 

手元をガン見する、ということは違う言い方をしたら

自分の演奏を一生懸命見張っている

ということです。

 

じゃあ、なんで見張るのか?

不安だから

 

じゃあ、なんで不安なのか?

どーせ、俺は大して弾けない人間だ。

と思っているからです。

 

 

なので、

手元見ないで

といったのです。

 

大して弾けない人。

ちゃんと弾くためには自分の手元を見張らないといけない人にとってこのアドバイスは精神的に苦しいです。

 

でも、レッスンだと強制的にさせられます。

するとどうなるか?

 

あれ・・・?弾ける・・・

となるわけです。

 

はい、これで前提が少し動くのです。

 

このプチ成功体験をたくさんすると・・・・

半年、1年後には誰でも大きく変化するのは当たり前

となります。

 

ギターの練習とはこんな風にやると、思っている以上に努力もいらないし、頑張る必要もありません。

もぅ、今から楽しみです(^^)

 

是非、練習の参考にしてくださいね♪