「あぁ~~~、そういうことだったんですね。

だからこればっかりしてたのか!」

 

さっき、レッスンをしてたときに生徒さんが発された言葉です。

 

 

僕はこれを聞いて、多分、デキる人だと思いました。

 

なんで分かるかって?

 

 

こういうことがあるからです。

 

 

三流は人の話を聞かない。

二流は人の話を聞く。

一流は人の話を聞いて実行する。

超一流は人の話を聞いて工夫する。

これは将棋の羽生さんが言ってたことなんだけど、本当にそうなんです。

 

 

レッスンやっているときれいに当てはまると感じることがあるんです。

 

 

普通、よくある人がここでいう二流だとするとすごくわかりやすいです。

 

 

話聞くだけ聞いてなんもしない。

 

こういう人のなんと多いことか。

 

 

個人的には三流の下があると思うけど、まぁ、それは置いといて。

 

 

先の生徒さんは一流の方だと思ったのです。

 

この生徒さんは弾き語りをしたい人。

 

 

弾き語りというのはただのコード弾きではないのです。

 

自分の声の高さに合わせてコードを変えないといけないのです。

 

 

もちろん、歌いたい曲が自分の声の高さとかぶっている場合は問題なし。

 

でも、そうじゃない場合は、変えないといけません。

 

その選択肢をとらないなら、曲を諦めるのが現実的。

 

 

 

だから、僕は弾き語りをしたい人には自分の声の高さに合わせて曲中のコードを変える方法を教えます。

 

 

 

ただ、これをしようとすると

音の高さを見破るスキル(キーといいます)が必要なのです。

 

 

これが人によってはなかなか厄介なのです。

 

なぜなら、これは100%答えが決まっているから。

 

 

つまり、正答率ができるだけ100%になってないと現実的には使えない。

 

 

だから、これを散々やってもらったのです。

 

 

 

レッスンの時間もこれのトレーニングに充てて、約3ヶ月くらいはこのトレーニングばっかりやってました。

 

この生徒さん、文句も言わずにこの厄介なトレーニングを続けたのです。

 

 

先の羽生さんのいう、一流の人の選択をとられていたのです。

 

 

 

だから

「あぁ~~~、そういうことだったんですね。

だからこればっかりしてたのか!」

 

このコメントが出るのです。

 

 

 

あなたよりも先を歩いている人の正解ルートをあなたは本当に理解することは出来ません。

 

でも、あなたは先を歩いている人を信用してその道を歩いているのです。

 

だから、理解なんか出来なくてもいいからその道を歩いてください。

 

そのうち、なぜ、先人がその道を歩いたのかわかる日がくるのです。

 

 

 

理解なんかいらないから信じてください。

 

それはあなたを信じることになります。