先日レッスンしていたときの話。
生徒さんがこんな事を言いました。

 

「はやく誰かに教わっとけばよかった。
そしたら、ギターも嫌にならなかったのに。」

 

この方以外の生徒さんの口からもよく聞く言葉です。

 

僕もこれはよくわかります。
僕も1人で5年間ギター弾いてたから。
そして、それでそれなりにちやほやされて、仕事にするために人に教わることにしたんです。

 

でも、人に教わって自分の出来てなさを掘り返されました。
当時は嫌だったし、悔しかったけど、あの経験があって今では良かったと思っています。
だって、5年かけてやったことは半年そこらで取り返している実感があったから。
人に教わる前は「ギターを人に教わるとかダサい」とか言ってたけど、所詮、井の中の蛙状態です。

 

とはいえ、みんな教わらないとダメかといえば違うでしょう。
教わらなくても良い「段階」は存在すると思うから。
5年間独りで練習してたときの僕みたいな人にとっては教わらなくても良い段階なのです。
先の生徒さんなら45年間が教わらなくて良い段階。

 

要するに、自分の心に従うのが一番間違いがないと言うことなのです。

僕の場合は自分の心が「GO」といえば、たとえ経済状況が悪かろうがやろうとします。
逆に自分の心が「NO」といえばどんなに良さそうに見えてもやりません。

こうやって自分の心に従うと感度が上がります。
自分にとって本当に必要なものが敏感に察知出来るようになります。

 

逆に心に従わないと感度は鈍ります。
そのうち何が好きなのかわからなくなります。

好きなものがない、というのは自分の心を殺している可能性があるのです。
教わるだの教わらないだのだけではなく、基本自分の心はしっかり守る必要があるのです。

 

頭脳<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<心

です。

普段の生活や練習にこの視点を取り入れてみてください。
徐々に変化が無理なくでてくると思いますよ。