「ギター弾けるようになりたいんです。僕は何をしたら良いでしょうか?」

先日体験レッスンで出た一言です。みんなこのセリフを口にします。でも、ちゃんと弾けるようになる人とそうじゃない人がいます。

もちろん、体験レッスン中に生徒さんが弾けるようになる人かどうかをはっきりと見抜くことは難しいです。でも、その方と次お会いしたら、近い将来、弾けるようになるかならないかをほぼ100%見抜くことができます。

もし、あなたがこれから書く話を自分に応用したら自分は望む結果を出すことができるか否かを見抜くことができるでしょう。

さて。ギターを弾けるようになる人とそうじゃない人は何が違うのでしょうか?同じ先生のもとで同じテーマを学んでも差が出ます。何がこの差を生み出すのでしょうか?

実はこの答えは、「本気度」です。本当に望んでいるか?ということです。僕はここを見てるから2回会えば近い将来望む結果を出せるか、出せないかがわかるのです。

人って基本的にウソつきです。もちろん、悪意はないのですし、誰を傷つけるわけでもないので悪いことではありません。でも、ウソをつくのには違いないのです。例えば、先の「ギター弾けるようになりたいんです」という場合、大体はウソです。本心は「別にそこまで弾けるようになりたいとは思ってない」というのが現実であることが多いです。生徒さんがウソをついている場合、特徴が現れるのです。それが2回目お会いしたときにわかるのです。

望む結果を出す人は2回目お会いしたときに1回目と違う行動に出ます。よくあるのは質問量が増えるという現象。もちろん、他にもありますがこうなっている時はその生徒さんは本気であることが多いのです。要するに積極性が高い行為に出るのです。これはオンラインでもオフラインでも同じです。

だから、もし、あなたが、自分が望むことをなかなか実現出来ない時は、心の中を探って、「俺はやる気があるのか?」とか問いかけるのではなく、自分の行動を積極性というものさしで眺めてみてください。もしかしたら、さほどやりたいことではないことに取り組んでるのかもしれません。それがわかってやり続けるのと、それをわからずやり続けるのでは長い目で見たら起こることも変わるわけですから。

 

追記
ちなみに、「そこまで弾けるようになりたいと思ってない」ということであっても問題はありません。どーせ弾けるようになるのがギターです。今はどういう状態か、ということがわかるだけのことなので、「そこまで弾けるようになりたいと思ってない」という判断をしたとしてもお気になさらずに。それはそれでやり方があるのだから。