スナップという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

スポーツの世界とかでよく言われます。

 

 

僕はこの言葉を初めて聞いたのはバスケでした。

シュートを打つときに「手首のスナップをきかせろ」という風に言われます。

 

僕はこのスナップというのがうまくできなくて、シュートは大の苦手になってしまいました。

 

バスケットやってる人間の中では僕はチビなので特にシュートを打つというのは頻繁にあることではありませんでした。

だから、当時は「まぁ、いっか」で済んだのですが、結局、スナップという言葉の意味は最後まで理解できませんでした。

 

 

 

その後、ギターを始めました。

右も左も分からない間は、教則本みたいなものを参考にしますが、ギターの弾き方みたいな解説を見ると「手首のスナップをきかせてピッキングをしましょう」とよく言われます。

 

 

でも、そもそもスナップの意味がわかってないのだからうまくピッキングできなくて当然なんですよね。

結果的にスナップの意味が分かるまで僕は10年の歳月を費やしました。

 

 

 

このように言葉の意味というのはちゃんと理解していないと体の動かし方にまで影響を及ぼします。

 

 

ちなみに手首のスナップというのは力を入れてやるような行為ではありません。

力が抜けている時にスナップが効くのです。

 

言葉の定義というのは身体の使い方だけではなく力加減にまで影響する良い例です。

 

 

 

だから、言葉の意味、言葉の定義というものを改めて見直すことは、それだけでギターが弾けるようになるポイントでもあったりするのです。

 

 

 

現に僕のレッスンではそういうことがよく起こります。

 

生徒さんが思っている体の使い方を修正してあげると急に弾けるようになるというパターンです。

これを経験した生徒さんはいつもびっくりされます。

 

 

 

それくらい自分が信じている体の使い方というのは曖昧であるということです。

 

それくらい自分が信じている身体の使い方というのは思っている以上に機能しないということです。

 

それくらい自分が信じている体の使い方というのはもっと伸びしろがあるということなんです。

 

 

 

いつも言っていることですが体の使い方が適切になればギターを弾くなんていうのはそんなに難しいことではありません。

 

超絶なプレイというのは存在しますが、結局のところあれは体の使い方が共有できないから同じように弾けないというだけの話なのです。

 

 

心と体のバランスもありますから当然体の動きだけで全ては語れませんが、体の動きを近づけるそれだけでも随分弾けるようになる可能性は高いのです。

 

 

だからまずは体の使い方。

そして体の使い方をなじませるために練習がある、と考えてみてください。

 

 

 

「ギターが思うように弾けない」という感覚があるのであれば、体の使い方というのに着目して練習をもう一度考え直してみてください。

きっと何か伸びしろがあるはずです。