先日、下の娘を幼稚園へ送迎していたときのこと。

 

車の後ろから歌が聞こえてきました。

 

「ぱぷり~ぃ~か、はにゃがしゃい~たぁ~ら」

 

 

下の娘の歌です。

 

笑うと喜んでよけいに歌うので笑いながら聞いてました。

 

 

そして、ふと

「あぁ~、もう、ここまで言葉使えるようになったか」

としみじみしてました。

 

 

こういうときに、脳裏に前のことが蘇ります。

「あー」

「ゔー」

最初は、何言ってんのかさっぱりわからん感じ。

 

そして、急に怒り出したり、笑いだしたりするわけです。

 

 

でも、知らん間にぱぷりかを歌うようになる。

 

 

 

この知らん間に出来るようになってるという状態を僕達大人は忘れてしまう。

 

なんか特別な努力をして状態を変えようとする。

 

 

そこには子供は簡単なことだから知らない間に状態が変わるけど、自分たちは大人で高度なことをやっているから特別なことをしないと変われないのだ、という傲慢な思い込みがあるからかもしれません。

 

 

でも、僕達は大人になるにつれ、いろんな体験をして思い込みをつくる。

 

それを覆せ、と言われてもなかなか無理がある。

 

 

だったらどうするか?

 

一度めっちゃ簡単なものだと仮定して、「そんなん余裕で出来る」と思えることを厳し目の基準でやってみたら良い。

 

 

僕はギターはバッキング練習が基本だと思っているけど、普通に弾くだけなら誰でも出来るようなフレーズです。

 

でも、そこに一定の基準を設けるのです。

 

 

すると、さっきまで余裕で弾けた生徒さんが弾けなくなる。

 

この体験が大事なのです。

この体験が生徒さんに気づきをもたらすのです。

 

シンプルなものほど難しい。

でも、導入は簡単。

 

 

これほど練習の材料として素晴らしいものは無いと僕は思います。

 

やっぱりいつでもシンプルなものは強いのです。